デザイン＆イノベーション・ポリシー
弊社のデザインポリシーの研究では、デザインをマクロに捉え、国や地域のイノベーションエコシステムとデザインを支援するポリシーに着目しています。つまりそれは、デザインを適用しやすい環境を検討し、奨励することです。PDRは、欧州全域の国・地域・地方自治体へのアドバイザリーを積極的に行っています。ポリシーチームは、製造製品の開発、民間と公共部門の両方でのサービスの開発、そしてより幅広い社会問題へ対応するにあたり、デザインの価値を伝えることによって、次世代のイノベーションポリシーに影響を与えることを目指しています。
AHRC
People Powering ポリシー: リサーチフェローシップ
AHRC
英国におけるデザインの戦略的活用のためのアクションプランの開発
AHRC
マッピング デザイン イノベーション エコシステム
プロジェクト＋パートナー
弊社は、Horizon 2020、Interreg、UKRIなど、さまざまな分野にわたる共同プロジェクトの開発、指揮、および提携に関する豊富な経験を有しています。この仕事の多くは、経済内のイノベーションを刺激する政策や介入策をデザインする新しい方法を共有し、開発することです。
以下に、これまでに遂行したプロジェクトの例を幾つか挙げさせていただきます。
英国におけるデザインの戦略的活用のためのアクションプランの開発、、468Kポンド AHRC
マンチェスター・メトロポリタン大学とのコラボレーションでは、PDRはユーザー中心デザインとデザインポリシーの両方の専門知識を提供し、デザイン部門の多様なニーズをよりよく理解し、適切なポリシーの推薦を行いました。
マッピング デザイン イノベーション エコシステム、50Kポンド AHRC
この研究では、2つのデザインイノベーションエコシステムをマッピングし分析することで、ウェールズ政府とスコットランドの企業に対して、既存のイノベーションプログラムや政策イニシアチブを改善するための具体的な提言を行いました。
People Powering ポリシー、160Kポンド AHRC
People Powering ポリシーは、アンナ・ウィチハー博士が率いる2年間のAHRCフェローシップで、政策立案におけるデザインの役割について研究しました。このプロジェクトでは、デザインリサーチが、より多くの市民の参加を通じて、どのようにポリシーの立案を促進したかを明らかにしました。
Design4Innovation、1.7mポンド Interreg
Design4Innovationは、ユーザー中心のイノベーションツールとしてのデザインを推進することを目的に、ヨーロッパの8つのパートナーによって組織された共同プロジェクトであり、欧州委員会のInterreg Europe Programmeから資金援助を受けました。
デザイン主導の効率的な患者治療のための添加剤製造。 主な研究テーマは、ユーザーや利害関係者と共にデザイン手法を用いたポリシーを立案し、実施、評価することです。 ウィチハー博士は、英国、欧州、世界各国の政府、イノベーション機関、セクターカウンシル、業界団体のために、パートナーシップの構築、調査、ポリシー共同作成へのユーザーの参加、インパクトの評価をすることなどを担当しています。2017年にウィチハー博士は、デザインリサーチがポリシープロセスのさまざまな段階における市民の参加を強化する方法を研究するために、AHRCポリシーフェローシップを授与されました。
ウィチハー博士は、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、ワロン地域、フランダース、ローヌ＝アルプ地域圏、中央マケドニア、シレジア地方などの地域レベル、アイルランド、ラトビア、リトアニア、マルタ、ジョージア、ウクライナ、タイ、シンガポールの国レベル、さらに欧州委員会や欧州中央銀行とも定期的に交流し、幅広いデザインポリシーの開発を支援しています。
また、AHRC公共ポリシーアドバイザリーグループ、欧州委員会H2020レビュアーチーム、欧州デザイン協会事務局、デザイン関連議会グループ、サービスデザインネットワーク公認マスタートレーナーなどのメンバーとして活躍されています。
ウィチハー博士の研究成果はこちらからご覧いただけます。
